万世大路 再びその6 2004.05

!注意!
この旧道は大変困難な道程であり、なおかつ山深さも尋常ではありません。入山には十分注意してください。
当然携帯電話の電波は届きませんし、怪我をしたり獣に襲われても誰も助けに来ません。
ちなみに奥羽山脈の向こう側、米沢側は携帯電話が通じます。(ドコモ・ボーダフォン確認済)
栗子山の近くを通る途切れた道が万世大路ですmapion
大平橋を出ると急激に廃道度があがる。
路上を覆い尽くす枯れ枝、藪、残雪。
枯れ枝のバリケードで前進もままならず、写真を撮る余裕もない。
この先何キロ続くのか不安に駆られる。
従って、この写真は大平橋〜杭甲橋の比較的穏やかな部分で
撮影している。

ちなみに11月探索時発見謎の石組み
dark-RX氏の指摘で解決した。
よく観察すると解るのだが、路面の下が暗渠になっており、
石組みは、暗渠へ雪解け水を流す謂わば流水路となっていたのだ。
現に、暗渠は大量の雪解け水を流していた。いまだ現役!

残雪があった方がまだマシである。
踏む場所さえ誤らなければ、サクサク雪上を進めるからだ。

ヨッキれん氏がチャリを放棄したのはここであろうか。
標高は800mを突破した。

体ごと藪に突っ込み、力でバリケードを引きちぎり、
枯れ枝で顔面をひっぱたかれながら前進すると、
いきなり杭甲橋に出る。

dark-RXさまも自分も、「もう勘弁」という顔をしていた。
本当に「大平橋〜杭甲橋」区間は酷かった。

酷かった区間を振り返る。
11月初旬はここまで酷くなかった記憶があるのだが・・・。

滑谷沢に架かる杭甲橋と、1007mの無名の山と、dark-RXさまの右腕。

休憩もそこそこに先へ進んだ。
なぜなら、急激に風が強くなり体感温度が下がったからである。
栗子山塊は近い。

なんと!小杭甲橋の代わりに架けられた暗渠が姿を現した。
これには興奮を隠せなかった。

(左の写真クリックで大きい写真見れます。位置関係はこちら。)

小杭甲橋は栗子隧道の手前に架けられた橋だったが、
雪害で度々破壊され、この暗渠に取って代られたという。
この暗渠も現役で稼動しており、雪解け水を勢い良く吐き出していた。
朽ちっぷりも見事である。

その暗渠の上から今まで歩いてきた谷を撮影。
あのV字の彼方から歩いてきたのか・・・。

遙かなる栗子隧道まであと少し。
踏み出す足にも活気が漲る。

「おおーーーきたーーーー」
「うおお!きたーーーー」

ヲトコ達の雄叫びが山中にこだました。


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