花立峠 〜最後の勇姿〜 |
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ここに着いたのは午後四時。 日没までに目の前に聳え立つ山を越えられるか心配だった。 |
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急激に道が狭くなる。 前回は気がつかなかったボロボロの橋。赤いのは錆です。 赤というか、黒というか・・・ |
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そして道はダートに。 |
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落石が頻発するようで、痛々しいまでに固められた法面。 |
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九十九折を曲がると一段下の道が見える。 その間には深い谷。スリリングな道である。 |
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絶景。 |
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車は砂塵にまみれた。振動もすごい。 夕日を浴びる山は美しい。 |
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見通しの極端に悪い急勾配の九十九折を何度か曲がると、稜線が見えてくる。 峠はすぐそこだ。 |
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峠だ! 雲は掴めそうに低い。 車の影は長く日没は近い。 |
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夕暮刻の峠。 誰もいない。 |
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えっ?? 山形県側において舗装工事の為全面通行止を行いますぅ???? ついにこの「険」道63号も全面舗装されてしまうのか・・・ 峠に行ったのは10/6だったから本当にぎりぎりだった。 複雑な気持ち。 |
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本当に来てよかった。心から思った。 この眺望には友人もご満悦。 万世大路で散々な目にあわせてしまったからなぁ・・・ 本当にゴメンよ〜 |
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山中で日没を迎えるのだけは御免だった。 宮城県側は全面舗装されており、快適に下れる。 車を飛ばして、国道108号鬼首道路で鳴子方面へ。 右の写真は国道47号との交差点付近の橋上から。 西の空に最後の輝き。 美しい。 花立峠、次に会うときは全面舗装されていることでしょう。 |