まるだし氏の提案で奥秩父・山梨遠征に行くことに。 |
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埼玉から雁坂トンネルを抜けて山梨県へやってきた。 西沢渓谷入口の市営駐車場（無料）はトンネルから出てすぐなので迷うことはない。 西沢渓谷の散策路は一方通行になっており、上流向かって右岸を渓流沿いに歩くのが行きのコース。 沢を渡り一気に九十九折で軌道跡まで上り、軌道跡を下っていくのが帰りのコースとなっている。  我々の目的は、帰りのコース軌道跡を下らずに、軌道跡を上り通行不能の棄てられた区間を探索することにあった。 果たして隧道は現存しているのか・・・・・この目で見たい。 登り始めたのがPM1:30。 とりあえず行けるところまで行ってみようということになる。    散策路を歩いていると、森林軌道跡の橋脚がいくつか見えてくる。この橋脚は東沢森林軌道のもののようだ。 東沢は土石流災害があったらしく物凄いことになっている。 遭難するので東沢には入るな、という看板がたくさんあった。 東沢沿いは登山道が消えているらしく、沢に迷い込んでの滑落・転落が発生しているようだ。 調べた限りでも、東沢遡行中滝での滑落事故や、単独登山の男性が5日間山中を彷徨い無事救出されたりしている。 相当な経験と知識・装備がないと無理であろう。   渓谷の散策路はアップダウンが激しいが、険しいわけではない。 ただし、ラフな格好だけは避けたほうが良い。残念なことに軽装の人が何人かいた。   西沢渓谷は滝が多く、絶景が続く。  散策路は木橋で対岸に渡り、森林軌道跡へ向けて一気に標高差を詰める。 急な階段を登っている最中、ヘリコプターが接近してきた。あまりの風圧で谷側へ吹き飛ばされそうになる。 どうやら怪我か死亡事故があったようで、仲間が無線で助けを呼んだようだ。 さらに一方通行の軌道跡を逆走して消防隊員が走ってきた。警察も来たようだ。 そんなに危険な箇所はなかったように思ったのだが・・・  階段を上り詰めると展望台に出る。 いまだに軌道跡には線路が残る。 西沢渓谷散策路はそこから軌道跡を下るが、我々はここから軌道跡を遡る。 途中で黒金山への登山道を左へ分岐すると、軌道跡には「この先通行不能」看板が現れる。 ここからが本番だ！  通行不能区間に入ると、崩れかけた路盤がすぐに現れる。 あっち〜 |
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