入川森林軌道跡2

入川森林軌道跡　2005.10.01

　まるだし氏の提案で奥秩父・山梨遠征に行くことに。
今回はレールや枕木が残っている入川・西沢森林軌道跡を調査した。
初めて林鉄の面白さを知った。

■注意■
入山には十分注意してください。土砂災害の危険がある場所です。
怪我をしたり獣に襲われても誰も助けに来ません。

入川渓谷の場所はココ。

かなり状態が良い。
やはり国の手が入っているのだろうか。

山側にはキロポストのようなものが残る。
800m？？

垂直きりとおし。

再びキロポスト。520？？

きりとおしの後もオーバーハングは続く。

突如現れた発電所。東京発電株式会社はこの軌道を再利用して発電所を作ったのだろうか・・？
山火注意の看板は東京大学のものらしい。

樹木に邪魔されてうまく撮れていないが、中規模の発電所といったところか。
無人のようだ。

発電所をあとにし、石垣が見えてくると終点は近い。

遊歩道終点はちょっとした広場になっており、森林軌道の由来が書かれた案内板がある。

その先にはコンクリの橋台が・・・まだ先に続いているというのか。
しかし、とてもじゃないがこの沢を渡れない。流れは速く、土石流災害で荒れきっている。
次回来るときは沢装備が必要か・・・。

見た限りでは、この先の軌道跡は人の手が入っておらず荒れている感じだ。

橋台の裏に石碑があったので覗いてみると、一級河川荒川起点の石碑だった。
思いがけない収穫。

西沢森林軌道跡の探索が残っていたので、休憩もそこそこに撤収開始。

やはり入川の水は澄んでいる。素晴らしい。