栗子隧道 米沢側 2006.05.13

昨年11月は静養の為に同行できなかったdark-RX氏と半年ぶりに栗子へ旅立った。
今回は米沢側のみの探索となった。

■注意■
この道は廃道です。熊よけなど装備は十分にしていきましょう。
また遭難の危険もあります。1/25000地図は携帯しましょう。


今回は会社で振休が取れた為、前日早めに東北へ向かった。
dark-RX氏に教わった白看を撮影をしながら夕方には福島市入りした。



いつかお邪魔しようと思っていた、大学の大先輩であり栗子先駆者サイトウ様経営山口屋さんに行くことができた。
この日は高速での居眠り運転防止の為に飯を食べておらず、意気込んでもり蕎麦とにこみのカツ丼をいただいた。
蕎麦つゆが非常に旨く、蕎麦もカツ丼もとても美味しかった。
夜半までお話させていただき、ありがとうございました。m(_ _)m



宿で早めに就寝し、翌朝旧板谷駅でdark-RX氏と待ち合わせ。
小雨舞う中、板谷に向かう途中から集落を撮影。板谷は本当に険しい処だ。



dark-RX氏と落ち合った後、米沢側へ。
小雨が降り止まなかったが決行した。



例年と変わったところは特にないが、強いて言えば桜の倒木が道を塞いでいたくらいか。
倒れながらも花をつける桜を撮影するdark-RX氏。




まだ草が立ち上がっておらず、視界は良好だった。
九十九折の連続。



四駆と二輪の轍が続く。昨秋のものか?
路面状況は見ての通り。



あの峰の向こうは米沢スキー場だろう。
だいぶ登ってきた。



切り通しに到着。
ちなみに、ここにたどり着く間に私の安物レインコートはズタズタに裂けた。



おおー。
現役時代の道幅が復活している。さすが元幹線道路だ。



物凄い残雪。
雪崩や踏み抜きに注意しながら進む。



ここも元国道らしい幅が復活している。
雨が強くなってきた。レンズにも水滴が・・・。



雪のトンネルが出来ていた。



最後の九十九折。



栗子隧道米沢側が見えた。
栗子隧道も巨大だが、なんと奥羽山脈の巨大なことよ!
この地を踏む度に溜息が漏れる。



大量の残雪が行く手を塞ぐ。



風化が更に進み、坑口のコンクリが剥がれ落ち残雪の上に乗っていた。
坑門自体が化石のようだ。



栗子山隧道は雪の中。



坑口に残った最後のコンクリ片。
扁額が落ちないか心配になってくる。



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