栗子隧道 米沢側 2006.05.13

昨年11月は静養の為に同行できなかったdark-RX氏と半年ぶりに栗子へ旅立った。
今回は米沢側のみの探索となった。

■注意■
この道は廃道です。熊よけなど装備は十分にしていきましょう。
また遭難の危険もあります。1/25000地図は携帯しましょう。


いざ内部へ。
雪山から坑内下りる際、私は雪を踏み抜いてしまいコケてしまった。
ナサケナイ



まだ氷柱の一部が融けずに残っていた。



次はここが落盤するのだろうか・・・
あと幾春耐えられるのだろう。



さあ、漆黒の闇へ。



外界は雪の反射で眩しい。



崩落地点手前は非常にクリーンだ。



しかし、新たな綻びが。
隧道壁面と地面が接するあたりで崩れはじめている。
上から横から地圧を受け、隧道は寿命を迎えようとしているのか・・・。



閉塞点から撮影。
小さな光はdark-RX氏のLEDライト。



例の石はまだあった。
どなたか名前を書き加えてくれたようだ。
なんか温かい気持ちになった。



・・・・・
相変わらずの閉塞点。



よじのぼり中・・・
dark-RX氏にはどうやら動画を撮られていたような気が・・・・・・



閉塞点左側最奥。
福島側から風が吹き込む度、轟々と空気が動いている。



最奥点に挑むdark-RX氏。
フラッシュが明るすぎて現場の雰囲気とは違っている。



一通り撮影を終え、帰還。
嗚呼、太陽の光だ・・・




素晴らしい開放感。
雄大な自然。
贅沢だなぁ。



背後で声が聞こえたので振り返ってみると・・・
dark-RX氏が雪を踏み抜き。
助けないで撮影していた・・・わけではありません(^-^;;

この後、しばし栗子隧道を眺めた後撤収開始。
結局、小雨は止まなかった。



さらば栗子隧道。



頼もしい男dark-RX!



残雪期にはこんな雪洞もあるので要注意。



山口屋さんが見つけた「火の用心」。
下山途中に発見した。
自分も触ってみたが、やはりびくともしなかった。



この後、西栗子トンネル脇から伸びる道を探索してみたが、
小さな切通し思わせぶりな看板があったが、酷い笹薮と太い棘のある植物で散々にヤラレてしまい、
峠を目の前にして遭難しかけて撤収。視界ゼロの笹薮。本当に危険だった。
あまりの無念さに帰途無口になってしまった。すいませんでしたm(_ _)m
秋は福島側から攻めてみようかな・・・

そして再び山口屋さんへ。
長居して散々ご迷惑を掛けてしまい、すいませんでした。
奥様特製オニギリは高速走行中にあっという間に胃の中で消化され、山口屋さんに注意された通りPAで仮眠。
朝になってから目が覚め、翌日13時頃に自宅到着。


術後の元気なdark-RX氏と同行できたし、念願の山口屋さんにも行けたし、充実した探索だった!



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