万世大路 再びその10 2004.05
!注意!
隧道内部は大変危険です。当然ですが、怪我をしたり獣に襲われても誰も助けに来ません。当サイトは進入を推奨しません。
万が一隧道内で崩落に巻き込まれて落命しても、当サイトは一切の責任を負いません。入洞は自らの責任に於いて行ってください。
ちなみに米沢側は外に出れば携帯電話が通じます。(ドコモ・ボーダフォン確認済)
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栗子山の近くを通る途切れた道が万世大路です
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栗 子 山 隧 道
明治13年貫通
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栗子隧道山形側坑門右側にひっそりと佇む明治の隧道、栗子山隧道。
自然の洞窟と化している。
この痛み具合。さすがに進入するのは躊躇われた・・・
しかしdark-RXさまはめちゃめちゃ乗り気だ。
いや、どう見ても危険でしょ・・・ってハロゲンライト装備してるし(^-^;;
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明治の工夫が岩盤と格闘した跡だ。
ここを掘った工夫達は、三島に昼夜督励されたのだろうか。
こんな些細な痕跡でも熱い気持ちになる。
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えー、入るのー?
へたれ全開。
入り口付近の苔を踏んだときの「さくっさくっ」とした感触、未だに覚えている。
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うわ、土くせっ!
この臭いはしばらく忘れないだろう。
しかも空気が澱んでいて、光が奥まで届かない・・・
ふとライトを上に向けると、岩盤剥離が激しく、
予想していた通りかなり危険な状態だ。空恐ろしくなった。
今にも落下してきそうな巨大な岩石が絶妙な位置で止まっているのを見ると
生きた気がしない。下には落ちたばかりの真新しい岩。
自分に直撃しないとも限らない。
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危険な状況なのは、この写真で十分ご理解頂けるかと。
私はここでdark-RXさまに引き返そうと提案したような気がする。
いや、ヘタレとかじゃなく、ホントに危険だった。
ちなみに内部は、驚くほど広い(はじめのうちは)。
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外界が天国のように見える。
わずか数メートルでこうも違うものか。
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左側に大きな崩落面があり、激しく崩れている。
どうやら現在進行形のようだ。
奥にはまだ進めそうだが、いかんせんよく見えない。
100万カンデラでもよく見えないのだ。
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明治のものと思われる支保工が散らばる。
地圧に押しつぶされて砕けている。
どれとして腐っていないものはない。
スカスカであった。
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この写真、この栗子山隧道の崩壊っぷりがよくわかる。(写真の明度を強引に上げている)
元来はかなり広い断面だったはずだが、右側(栗子隧道側)からの崩落で徐々に埋ってきているのが解る。
もー閉塞隧道嫌いだぁー。助けてくれーー・・・って、dark-RXさまは先進んでるよ!
ま、ま、待ってくださいよぉー。
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「あ!・・・・・」
それはいきなり訪れた。
栗子山隧道閉塞点。
今、やっとその地に立った。
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お?
おーい。
dark-RXさん?
dark-RXさーーん?
奥へ吸い込まれていくdark-RXさま・・・
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最深部にすっぽりはまるdark-RXさま。
「栗子山隧道窮めたり!」
もうお腹一杯。「怖いから早く脱出しましょうよー」と言った記憶もある。
ええ、どーせ私はヘタレですよー
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栗子山隧道は雪の吹き込みを防止する為、出口をカーブさせたというが、
この写真を見ると、閉塞点から隧道出口までカーブしているのがよく解る。
いや、崩れまくっているが。
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なんとか生還した。
いち早く脱出したヘタレな自分。
dark-RXさまは名残惜しそうに栗子山隧道を振り返る。
渋い、渋すぎるぜdark-RX!
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