!注意! |
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栗子山の近くを通る途切れた道が万世大路です | |
峠から下るとちょっとした広場に出る。焚き火の跡がある。 そこから一気に廃道度が増す。 今までぎりぎり一車線幅だったのが、0.2車線となり(獣道という) 潅木はみな内側に向かって倒れこむ。 しかし、これはまだ良い方だった。 |
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道の両側が崩れている。(11月の写真) 残された僅かな路面を歩く。 この蛇行する河は何時見てもよい。(11月の写真) 周りは全て山山山。ここだけ平地。 こんな隔絶された地に人の営みがあったなんて・・・。 |
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周囲の写真を熱心に撮るdark-RXさま。 この集落跡には人工物がちらほらと残っている。 「山」や「内」と彫られた三角点?だ。 ここだけではない。行く先々で草木に塗れてひっそりと残っていた。 |
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歩いていると突如大平橋に出る。本当に突然だ。 dark-RXさまも自分も驚いた。 それだけこの道が自然に還っているのだろう。 |
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今来た道を振り返る。 全くもって何も見えない。 |
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dark-RXさまが言った。 橋の上にいると文明を感じる、と。 私もまったく同感であった。 ここは私達が文明社会を忘れるくらい自然に還っているのだ。 |
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これも万世大路。 もう何があっても驚かない。 しかしこの後、さらに道は酷くなる。今までのは前座に過ぎなかった。 私達を苦しめたのは、かのヨッキれん氏をしてチャリを放棄せしめた枯藪。 杭甲橋がこんなにも遠いとは。 dark-RXさまは鋸を構えた。 |