万世大路 再びその2 2004.05
!注意!
この旧道は大変困難な道程であり、なおかつ山深さも尋常ではありません。入山には十分注意してください。
当然携帯電話の電波は届きませんし、怪我をしたり獣に襲われても誰も助けに来ません。
ちなみに奥羽山脈の向こう側、米沢側は携帯電話が通じます。(ドコモ・ボーダフォン確認済)
|
栗子山の近くを通る途切れた道が万世大路です |
|
dark-RXさまと合流。
お互いに昨晩は睡眠が浅かったらしい。
自転車を組み立て写真右手の林道から進入。
急勾配で押しとなる。
|
|
んー。
|
|
激しく路上河川と化している。
どうやら二ツ小屋隧道からの出水がここに流れ出しているようだ。
|
|
鳳駕駐蹕之蹟の上に山神の石碑。
今回の目的は、そこから左に歩き山の斜面を伝って
二ツ小屋隧道坑門上へとりつくことにあった。
|
|
|
足場が無い。一歩踏み出すと足場が崩れる程脆い。
dark-RXさまも私も進むことを躊躇した。
結局木の枝を掴みながら恐る恐る進むことに。
|
|
|
二ツ小屋隧道の坑門裏には謎の凹みスペースが。
昭和の改修時に数メートル掘り下げたとの記録があるので、
もしかしたら、当時の手掘り坑門のなれの果てかもしれない。
|
それにしても巨大な坑門だ。
dark-RXさまとじっくり堪能する。
|
|
dark-RXさまとお話していて気づいたのだが、
この写真左側、二ツ小屋隧道改修前の万世大路の線形が残っている。
数メートル掘り下げたのだから、高さ的には丁度良いはず。
|
|
とりあえず下りてきた。下りも危険極まりなかった。
|
|
ザーザー水の音がこだましている。
雪解けの季節ゆえ、漏水のピークを迎えているのかもしれない。
と、天井に電線を通していたと思われる碍子?発見。
いざ突入。
|