![]() 他の者と私的に付き合いをせず、休暇をもらっても外出しようとしなかった。 ますます ![]() 遂には太中大夫(天子の側近で朝議を担当。次官級。)に取り立てられた。 文帝の寵幸ぶりは度を越すばかりで、 天子自ら ![]() しかし ![]() 己の行いを慎んで、今の幸せが続くことを考えるばかりであった。 あるとき朝廷で、 ![]() 大臣たちは不快に思ったが、誰もそれを言えなかった。 が、丞相の申屠嘉(灌嬰・張蒼の後任)が果敢にもこれを言上した。 |
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申屠嘉 | 「陛下が彼をかわいがるのならば、富をお与えになればよろしいのです。 しかし、朝廷での礼儀は彼といえども厳格でなければなりません。」 |
文帝 | 「まぁ、そう言うな。 わしはこいつが好きなんだから。」 |
しかし、申屠嘉は ![]() 彼は丞相府に帰ると、「 ![]() ![]() 文帝は申屠嘉を信頼しており、性格も知っていたので、 「お前は行けばよい。わしがそのうち人をやってお前を召し出すから安心せよ。」と言った。 ![]() しかし申屠嘉は坐ったまま知らぬ顔で挨拶もしなかった。 暫くして、「そもそも朝廷というのは高祖さまのものである。 ![]() 誰か、すぐに引っ立ててこいつを斬れ!」と言い放った。 ![]() 文帝は、申屠嘉が充分 ![]() ![]() 「あれは、わしの慰みの相手だ。丞相よ、釈放してやってはくれぬか。」 申屠嘉も天子の命令には逆らえず、 ![]() ![]() 「丞相はもう少しで臣を殺すところでした。」 |
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