第六話:その後



元のびんようすう居股は東成侯に封じられ一万戸を与えられたが、

二十年して衛太子が起こした反乱に連坐して腰斬となった。


元の東越国衍侯であった呉陽は外石侯となって九年で死んだ。

呉首があとを継いだが、巫蠱(武帝を呪い殺そうとした)の疑いで腰斬となった。



武帝による強制移住で無人になったと伝えられる東越であるが、どうやら誇張のようである。

後に三国呉を苦しめた山越とは、東越に残った人々の子孫だと言われている。



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