大臣たちは劉長を棄市(市場にて処刑)することを上奏した。 文帝はたった一人の弟を殺すに忍びなく、大臣たち法を緩めるよう依頼した。 しかし丞相張蒼らは、「漢の法に照らし合わせると死刑以外ありえない。」との回答をした。 文帝は窮し、「死罪を赦し、王位を剥奪せよ。」と命令した。 ![]() 丞相らはこれには逆らえず、 「蜀郡厳道県の ![]() 夫人らと共に住まわせ、県に命じて家を建てさせ、 食料はすべて支給し、薪・野菜・塩・炊事具・食器・ 寝具などを供給するようにいたします。」と上奏した。 文帝はさらに命令し、 「さらに毎日肉五斤、酒二升を与えるように。 また劉長の美人才人(女官)のうちで 寵愛を受けていた者十名も一緒に住まわせよ。」とした。 そして劉長謀反に加担した者すべてを誅殺した。 劉長は荷車に乗せられ扉に封をされ、県から県へ護送された。 これを見た袁 ![]() |
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袁![]() |
「淮南王が驕慢になられたのは、陛下が王のために厳格な相や師傅を 置かなかったからです。 淮南王は剛情なお方です。 王は自尊心を打ちのめされ、旅路に病死されるのではないかと臣は案じます。 陛下に『弟を殺した』という悪評が立ってしまうこと、それだけが心配であります。」 |
文帝 | 「わしはただ淮南王を懲らしめてやろうと思っているだけだ。 王が悔い改めれば、すぐに呼び戻すつもりだ。」 |
文帝は軽く考えていた。袁 ![]() |