山形一人旅


鳴子峡

堺田の分水嶺を越えると、すべての川は北上川を経て太平洋へと注ぎ込む。

(すでに山形一人旅ではなくなっているような。宮城・・・)

北上川支流の大谷川が気の遠くなるような長い年月をかけて地表を削って作り上げた鳴子峡。

秋には峡谷一面紅葉に覆われ、多くの観光客が訪れます。

ゆっくり歩いても一時間かかりませんので、ぜひ訪れてみてください。ただし峡谷に入るときと出るときの階段はウンザリするほど長いです。

体力は温存しておきましょー

旧鳴子隧道から生還。
人工物が自然にかえって行く姿、どこか人を惹きつけます。
右下が旧隧道への突入場所。

九十九折の階段を下って峡谷までやってきました。
こんな所まで車両は入ってくるようで、工事用重機が置いてありました。
ちなみに旧鳴子隧道は左崖はるか上にあるはず。
目を皿のようにして探したがよくわからなかった・・・

崖にへばりつくように歩道が続きます。

ちっちゃな滝が。
きれいですねー

対岸にも滝。

だんだん峡谷は険しくなってきます。
草が生えてるところに踏み込むと・・・大谷川に落ちます。

絶景ですねー。かなりの圧迫感があります。
左の崖は落石注意です。いまにも落ちてきそうな巨石が。
ここに道を拓いたのは誰なんだろう・・・

「胎内くぐり」とかいう岩だったかな?
自然のトンネルです。

旧歩道橋の橋脚が残ってますね。
ここからはオーバーハングした崖に頭をぶつけないように
注意しながらの歩行となります。
人とのすれ違いも困難。険しい。

不意に現れたトンネル。暗い。
トンネル左側には崩れてきた土砂が・・・

フラッシュたいてるので明るく見えますが、実際は暗いのです。

出てきてびっくり。
手掘りの旧トンネル、コンクリで塞がれてるーー
土砂崩れで反対側が塞がったからかな?
頭上注意(笑)

ここまでくればゴールは近い。

うひー
上り階段辛いぞ。
峡谷の底から一気に上ります。
すごい高度差。さっき歩いた道があんなに小さいし。

登りきると駐車場や売店があってアイスクリームを売ってたりする。
観光客が多いなぁ。

R47は大深沢橋で鳴子峡を跨ぎますが、これが物凄い高度。
足がすくみます。
へっぴり腰になりながら大深沢橋から真下を撮影。
ちっちゃく上に見えているのがさっきまで歩いた道。


春・夏・秋と鳴子峡を訪れましたが、いつ行ってもいいですね。(冬季はゲートで封鎖されているかと思います)

秋の鳴子峡は有名ですが、私は夏のほうが好きだなー。


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