山形一人旅
旧鳴子隧道 |
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いざ、道なき道を突き進む! と、行きたいところですが、たった200M進むのに15分以上かかってます。 藪・潅木・泥濘帯、ひどいところでした。 |
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のわー! 入ってすぐこのありさま。獣道すらない。 大きな倒木の上に立って撮影。 先へ進むのがつらかった・・・ |
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崖側を歩けばまだマシ、と思ったが藪が激しくどこまで道かよく判らない。 落ちれば命は無い。はるか下に鳴子峡が見える。 藪のせいで日中なのに暗い。 |
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侵入後、初めて人工物に出会う。 国道だった頃の名残、ガードロープと支柱。これは隧道付近にも残っていた。 とにかく静か。 |
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今来た道を振り返る。 中央に轍らしきものが見えるが、そこは強烈な泥濘。草すら生えないのだ。 私も「轍がある!」と思い嬉々として踏み込んでしまった。 結果は下の写真の通り・・・・・・ |
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落石の上で撮影。 ドキっとされた方、申し訳ない。 これは私のトレッキングシューズ。Gパンも靴もドロドロ。 しかし、さすがトレッキングシューズ。全然浸水しない! しかし問題は上着だった。 アホなことにこの日、私は白のトレーナーを着ていた。 今までの藪漕ぎでかなり汚れたが、ここで再起不能なぐらいにやられた。 しかもここの泥は臭かった。 帰途、泥まみれになったためミニカに乗ることすらためらわれた。 レンタカー汚しちゃまずいし・・・かといって裸で運転するわけにもいかないし・・・ |
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遂に現れた。旧鳴子隧道。潅木のせいでやたら暗い。 しかし不気味さはない。なぜなら反対側から車の音が聞こえるからだ。 右から左から崩落が進み入り口はそのうち塞がるかもしれない。 特に右側が今にも崩れそう。 |
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右から「鳴子隧道」と書かれている。 |
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事前情報によると、内部は水浸し。 |
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隧道内部から振り返って一枚。 ぴたーんぴたーんと水音が響く。内部は思ったより広くきれいだ。 水は引いていた。晴天が続いていたことが幸いしたらしい。 もちろん泥濘は激しい。 入口付近の崩落と激しい藪がよくわかる。 下をよく見ると人の足跡が獣のものと混ざって一人分あるではないか。 ん?これはヨッキれんさまのものだ!! ヨッキれんさまは、4月にここに来てたんだっけ。 廃隧道内で一人微笑む男。不気味すぎる。 |
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をいをい。 誰だ、こんなところに牛乳ビン捨てたのは? |
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鳴子温泉側出口。ここらへんの泥濘は酷かった。 現道R47は数m下にあり、旧道とは接続されていない。 |
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コンクリ壁の上から撮影。 壁とフェンスで侵入を拒んでいる鳴子温泉側。 この壁はかなりの強敵。 最初こちらからの侵入を試みたが、断念した。 この壁の上でR47を見下ろして深呼吸をしていると、 観光客らしき親子連れに発見されかなり怪しまれました。 ここから現道に飛び降りたのですが、足首を痛めました。 トホホ |
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現在の鳴子トンネル。 広いし快適。 車中から、泥まみれの白トレーナーGパンを着た男を見た方。 それは私です。 我ながら怪しすぎ・・・ |
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山形一人旅とかいってますが、鳴子は宮城だったりします(-_-;) 次回、鳴子峡をレポートします。 絶景です。機会があったらみなさまも是非歩いてみてください。 |