御所山その2 〜鶴子林道・二連の素掘り隧道〜 |
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翌日、快晴。 |
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友人と談笑しながら歩いていると、初老の夫婦に追いつかれた。 腰には鈴とラジオがしっかり装備されていた。 我々は丸腰。 万世大路の恐怖を思い出した。 しかし、突然この景色が現れそんなことも吹き飛ぶ。 二度目だが、とても新鮮だ。 |
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この崖、写真では表現できないが凄まじい。 また、右に見える大日山が美しい。 |
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断崖地帯を抜けると、突然「ガサガサガサ」と不気味な音が・・・ こわばる二人。 写真中央に写る獣は一体・・・ |
拡大写真。 野生の猿でした。落ちている木の実を拾って食べていました。 おじゃましちゃったらしい。 木の上には猿がたくさんいた。刺激しないようにそそくさと通過。 |
今まで歩いてきたところを振り返る。 幾重にも山が重なり、景色は筆舌尽くし難い。 遠くに見えるのは御堂見森。 |
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第一トンネル。 よかった、健在だった。 |
孤立した坑門。 その坑門も風化が進み、倒壊の危険がある。 坑門を支える両側の岩は崩れ落ち、坑門自体にもひびが入っている。 |
路上河川。 水が非常に冷たかった。 |
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第二トンネル。 紅葉が始まっている。 |
中は素掘りの上、崩落して天井が高くなっている。 |
胎内のようだ。 「物言わぬ」とヨッキれん様が形容されたが、 まさにその通りの隧道。 |
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落石直撃。人が死んでました。 |
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というのは真っ赤な嘘です。 |
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しばらく歩くと、林道は終点となる。 ここからは登山道が山に向って伸びている。 来てよかった。そしてまた来たい。 |