西沢森林軌道跡 再訪 2005.10.30

 10/1の西沢森林軌道探索は時間切れの為に第一の隧道で撤退した。
今回はまだ見ぬ第二の隧道を目指してのアタック。

■注意■
通行不能区間は遭難・滑落等非常に危険な場所です。常に土砂災害の危険がある場所です。
入山には十分注意してください。滑落すれば死は免れられません。
怪我をしたり獣に襲われても誰も助けに来ません。携帯電話も通じません。





第一の隧道を抜けると再び危険地帯。
巻いたり、一本橋を渡ったり・・・



かなり荒れている。
転ばぬように慎重に進む。



谷側の木に何か括り付けられているのを発見。

「立つ時は
休んだあとの
火の始末」

これは軌道が現役の時からあるのだろうか。



再びフラットな区間へ。
暫らく歩くと・・・






な、、、なんだ!!!???
これ??
軌道跡に散乱していた。
インクライン用のワイヤー???



下を見ると、平場がある。
ここに貯木場と飯場があった?!
インクラインもここから??・・・



謎を残したまま軌道は進む。
少し歩くと・・・



うはーーー来たよ!これ
第二の隧道にたどり着いた。
しかし、沢を渡る橋は無い。。



はるか眼下に西沢が・・・
落ちたら一瞬で逝ける。



隧道前は崩れた木橋の残骸が散らばる。



これまで幾度と無く見てきた、宙に浮くレール。
非日常の世界。



隧道前に到着。
殆ど足場がなく、隧道全景を撮ることはできなかった。



中に入ると、いきなり巨大な岩石が転がっている。
風化して自重に耐えられなくなり落ちたのか・・・



隧道は非常に短い。
抜けた先もまた荒れている。



こちら側からは全景が撮れた。
右側に落ちそうな岩が、今か今かと待ち構えている・・・





隧道内部。
見ての通り危険である。


ゆっくり探索したいところだったが、母親を展望台に待たせていることを思い出した。熱中しすぎたようだ。
二つの隧道が名残惜しかったが、速やかに撤収開始。

まもなく母親と合流し、帰途に着く。
途中、道の駅「大滝温泉」でゆっくりと疲れを癒した。
自宅へ着いたのは21時を回った頃だった。


戻る