赤岩道探索 2009.11.23



■注意■
滑落・遭難すれば死は免れられません。
また野生動物が出没し、獣に襲われても誰も助けに来ません。
行動は自己責任で。


案の定、藪に埋もれて赤岩道の痕跡が見当たらない。
谷にdarkさん、稜線に山口屋さんの二手に分かれて道を探す。
途中、山口屋さんから道発見の声がかかる。


おお、赤岩道で間違いなさそうだ。



さくさくと落ち葉道を進む。
紺野さんや大滝集落の人が歩いたと思うと感慨深い。



うーん、気持ちの良い道だ。



途中、沢を巻く箇所があり酷く崩れていた。
ヒューム管が露出していたり廃タイヤが捨てられていたり、
どうやらここから先は赤岩道を拡張して林道として使っていた時期があったようだ。
そこから少し歩くと、切り通しに出た。



振り返って撮影。
赤岩道と菱川林道の合流点。
菱川林道から見るとただの廃林道だ。



ここから大平集落(写真右側)までどうやって標高差をつめるか、このとき誰も答えを持っていなかった。
地図上には道は無いが、現地まで行けばなんとかなるだろう、と思っていた。



十條製紙(現日本製紙)社有林の看板。
ここは福島市大笹生字釣瓶というらしい。
ここで猿の群れと遭遇、自分は20mmレンズを付けていたので撮影できずorz
群れにいた老猿は独特の風格があった。
あの老猿みたいに何事にも動じない心を持ちたいものだ・・・?



菱川を渡れそうな場所が一箇所あり、そこから対岸へ渡ると大平方面へ登っていく道と出合った。
この道で間違いなく大平まで行けるだろう、と一同安堵する。



菱川・大平間の稜線が見えた。
あと少しで大平だ。



おー、やっと出た。
写真中央から登ってきた。
ここは別荘地の外れで、ここから赤岩駅方面に進むと廃墟と化した別荘がいくつもあった。



ついに大平に出た。
まさに文字通り、大きく平らだ。



振り返って撮影。
あの山の向こうから歩いてきたのか・・・

残念ながら大平は過疎化が進み限界集落のようだ。
人気が無く会っても老人ばかり、廃屋が多い。
大平集落に子どもが多く分校があったとは、今となっては想像もできない・・・



庭坂小学校大平分校跡。最近取り壊されたらしい
幼い頃、紺野さんがソフトボールをしに徒歩でここまでやってきた。これもまた、今となっては想像もできない・・・
現代人はなんと軟弱になったものか・・・



サニパンさん撮影。
分校跡から一気に赤岩駅まで下る。
この道はむりやり付けたような道で、凄まじい傾斜で下っていく。
四駆か二輪以外は無理だろう。



赤岩駅に到着。
ライダーと鉄っちゃんがいた。
上り列車で福島へ戻ったが、自分たち以外誰も乗降しなかった・・・
新型の電車に乗ると、物凄い違和感を感じた。
これは多分、自分だけじゃなくメンバー皆感じていたに違いない。

【おまけ】


実はこの日、山口屋さんの案内でワンダーランドに連れて行ってもらったが、これはまた別のお話。^-^


情報を下さった紺野さん、メンバーの皆様、本当にありがとうございました。
また良いネタがあれば皆で行きましょう!



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