栗子隧道 福島側 2008.5.4



■注意■
栗子隧道まで、まともな道はありません。入山には十分注意してください。
滑落すれば死は免れられません。
また熊・猿など野生動物が出没します。獣に襲われても誰も助けに来ません。
装備を充実させましょう。行動は自己責任で。


山菜を探しつつ到着。
奇麗な路面に拍子抜け。




何度見てもすばらしい。
今年も来てよかったなぁ・・・


<dark氏撮影>
dark氏は味のある撮影をする。
見習わなくては。



今年は雪解けが早く、隧道は満々と水を湛えていた。
膝までのネオプレン靴下では太刀打ちできなかった・・・


<dark氏撮影>
いつの間にか撮られていた。



忘れものをし一旦外へ戻るdark氏。




あった!縣界標。気を付けて壁を見ていればすぐに見つかる。
隧道入って左側のもの。



反対側の縣界標。



少し進むと最初の崩落地点に着く。
相変わらず凄まじい崩壊、荒々しく息を忘れるような岩盤。
奥羽山脈の胎内にいることを実感する。


<dark氏撮影>
また撮られていた(^-^;;
スローシャッターを駆使し鮮やかな写真を残すdark氏。脱帽。
ちなみに右奥に転がっている巨大な岩、直撃を受けたら一瞬でセンベイになる大きさだ。
くどいかもしれないが、自己責任で探索を。



最初の崩落を乗り越え、振り返って撮影。
何度見ても恐ろしい光景だ。



二箇所目の崩落。ここで完全に栗子隧道の息の根は止まっている。
恐ろしや・・・



某有名サイトの方達が無茶をして再貫通させた、との情報を得ていたので探したところ、穴があった。
再貫通に対する感想は控えるが、無様に圧死したい人は暴勇を奮って米沢側の光を目指してください・・・としか言いようが無い。
これ、ちょっとでも土砂が崩れてきたら死ぬし・・・。某サイトの方は相当運が良いと思われる。

ここを潜り抜けようというのは、自己責任を超えていると思われる・・・



米沢側の光を撮影するdark氏。
dark氏とも話し合ったが、色々と考えさせられた内部探索であった。



外界に出ると、なんと三人の方が隧道前にいた。
一人はかなり若く、服装がジーパン・半袖でびっくりした。



ゆっくりと大平集落跡まで戻ってきた。
ここは空が美しい。



大平集落跡から少し歩いたところで、猿の群れと遭遇。
雪解けが早く猿の活動も早まったのかな?



名も無き峠より再び定点撮影。



二ツ小屋隧道を抜け、しばらく歩くと、国道13号と福島市外を一望できる場所がある。
いつ見ても好い景色だ。



今回の探索では、色々と考えさせられた。
橋に傷をつけた不届者や、無茶な隧道再貫通。
だが万世大路が好きで今まで何度も来ていることだし、どう変化していくのか見届けたい・・・


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