栗子峠越え再び その2 2006.10.28



■注意■
栗子隧道の上の稜線を越えるといっても、登山道はありません。常に遭難・滑落等の危険が付きまといます。
入山には十分注意してください。滑落すれば死は免れられません。
怪我をしたり獣に襲われても誰も助けに来ません。携帯電話は栗子隧道前と稜線付近で入ります。(NTTdocomo)

9:11
栗子川源流にむかって沢に取り付き、振り返って撮影。
右が栗子隧道。


9:12
こんな感じで、取り付いてからはひたすらよじ登る。
写真にも写っているが、新しいピンクのリボンが枝にくくりつけられていた。
国土調査が入ったのか、それとも同好の士が付けたのか・・・
誰かがここ数週間以内にここを踏破したことを知り、非常に安堵した。


9:14
dark氏はゴーグル着用。
水量が多く、水しぶきも酷い。


9:36
遂に沢の水は枯れ、目の前には稜線まで続く斜面が。
ほぼ直登に近い斜度があり、前回はアキレス腱がどうにかなってしまうのではないかと思った斜面だ。
ここにも新しいリボン。先にも見えている。


9:40
足元を見ると、轟々と水が岩の間から湧き出してした。
付近を見渡すと、同じく岩の下から水が沸いている。
これが栗子川の源流か。
轟々と沸く水源というものを初めて見た。


9:45
ここから先は、枝地獄。
斜度が一気に上がり、枝を掴んでいないと立っていられない状態。
二人とも何度も滑り落ちた。


9:48
ふと振り返ると、絶景が広がる。
稼動し始めた米沢砕石と、米沢盆地を覆う雲海が見えた。
栗子山へ向かったH氏も隣の山肌で苦戦しているのだろうか、と頭をよぎる。


9:58
枝地獄の灌木帯が終わると、今度は笹地獄へ変化。
物凄い斜度と視界ゼロで圧迫感がある。
風が吹くと一斉に笹がざわめき不安になる。


10:07
だ、darkさん!!
完全に埋もれてます。
ちなみに、撮ってる方も撮られている方も必死です(^-^;;


10:13
笹を漕ぎ続けると、突然前に踏み跡がなくなる。
左を見るとリボンが付いているので、ここで左折。
ここまで来れば稜線は近い。
それにしても凄い斜度。40度くらい?


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