隣まちの廃墟キラー、まるだし氏と万世大路へ行ってきた。 |
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福島側を制した二人は、続いて山形側へと挑んだ。 今回は休日だというのに米沢砕石(株)が稼動しており、通行許可が貰えた。 二人は疲労困憊しており、毎度のことながら写真は少ない。 登りはじめてすぐ、荒れる。 今年は登山者が少ないのか。 それとも今年は草の成長に適した気候だったのか。 くたびれた保安林標識。 いずれ大峠ののっぺら標識と化すだろう。 谷を跨ぐ小さな橋。(画面左中央) 2004年10月、私はここで道をロストしている。 藪が枯れていれば、何でもないような場所だが・・・。 道はさらに荒れる。 枯藪に行く手を阻まれる。 美しい石垣。 栗子隧道まであと半分くらいか。 崩れたのか、隧道を掘削中に出た岩石を捨てたのか。 あとは九十九折を一つずつ登れば到着する。 それにしてもまるだし氏はタフだった。 私が疲労で無言になっても、彼は笑いや話題を絶やさなかった。 正直、助かった。 もはや、この写真は何を写しているのか不明。 ついに到着。栗子隧道米沢側。 坑門の痛みが激しい。 この光景を見ると、様々な感情が湧いては消える。 たとえ道中が厳しいとしても。 隧道前の広場から見える栗子山塊。左に消える稜線は栗子山であろう。 この時だけ、晴れ間が覗いた。 栗子山隧道と栗子神社があったと思われるガレ場。 写真中央に栗子神社があったと思われるが、跡形もない。 私は万世大路で不思議な体験を二度している。 心霊や怪異を語る気はないが、様々な人の想いが詰った道に違いない。 侵入する者を拒むような入り口付近の崩落。 天井にはぽっかり穴が開いている。 木組みの支保工が見えている。 崩落した岩石の上から撮影。 外界が眩しい。 少し歩くと、閉塞点が見えてくる。 左から右から、前から、崩れている。 崩落してきたと思われる巨大岩石(クリックで拡大)。こんなものに直撃されたら命は無い。 いや。ここにある岩石、みな危険な大きさだ。 謎の積み石。 中央のものは以前からあったもの。 右にある二段の積み石は、5月踏破時にdark-RXさまと積んだものだ。 まだ残っているだろうか。 ・・・・次回へ続く。 |