その3 | |
ついに廃林道は途絶え、沢歩きとなった。 全くの初心者であった私はしんがり隊に加わりのんびりと歩いていた。 |
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ん? 何か見つかったのか? 斜面を登り稜線に出る男達。 しかし、ここも軌道跡ではなかった。軌道はどこだ? 山口屋さんでも紹介されていた巨石。 谷底を行く。ここが本当に軌道跡なのだろうか? ペンキで木に書かれた目印。 ここは二つの沢が合流する地点で、渓流釣りの人が入ってくるようだ。 軌道跡・・・?怪しい。 ここはロストポイントで、信夫山氏の指示したルートに従い右折。 対岸に穴を発見し奇声を発するヨッキれん氏。物凄く嬉しそうだった。 ただの洞穴でした。 徐々に谷は狭まり、軌道跡がどこを通っていたか解からなくなる。 谷が極限まで狭くなった。 先頭集団の叫び声が聞こえる。何か見つけたか? 先頭集団の後について斜面を登ると・・・ あった!!あったよ!!軌道跡。 この平場に間違いない!! !! 感動してdark-RX氏と私は奇声を発していた。 今回は収穫ゼロかと思っていたのに・・・。 自然石を積んだだけの橋台。よくぞ残っててくれた。 沢歩きの疲れが吹っ飛んだ。 なんと、スイッチバックのような九十九折が出現した。 それにしても、くじ氏とヨッキれん氏は歩くの早い・・・小さくなってるよ(^-^;; それなりに藪も強固。 三段の逆落とし。 上から見るとくっきり残っている。 しんがり隊は軌道跡をきちんとトレース。 ヘアピンカアーブを隊列組んで歩く。ドラクエ? |
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最終段を登りきると、軌道跡は90度右折する。まさか、まさか切り通しに到達したというのか!!! |
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!? ここは・・・ここは・・・切り通しなのか・・・? |