松ノ木トンネルの上には鎌倉時代からの古道がある。 |
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松ノ木トンネル名栗側。この上に古道が存在するらしい。 |
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青梅側。左に林道(チェーン封鎖)を分ける。 |
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トンネルから出てしばらく歩くと、ガードレールが途切れ、 高圧線鉄塔巡視路の黄色い棒が立っている。 そこから山に分け入るのが正解。 急勾配で標高を稼ぎ、現道との差がどんどん開いていく。 |
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なんとなく古道の雰囲気がある。 |
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こんなオブジェあるとは・・・ 木は腐りかけていた。 |
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問題の分岐。 左は稜線が見えていたが、道筋がかなり怪しい。 右は大きく山を巻きながら上ってゆくが道はしっかりしている。 ここで私は選択ミスをして左へ行ってしまった。 このあと散々な目に遭うこととなる・・・ |
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すぐに道がなくなった。 仕方がないので斜面を直登。 地面は緩く、かなり危険。何度も滑った。 怪我したのはこの直後。 |
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何、この斜面。 下れないし登れない。 滑落してふくらはぎ切った。血出てるし。小指も切れてる・・・ 何でこんな所登っちまったんだ! 情けなくなってきた。 |
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かなりの時間を無駄にして鉄塔付近までたどり着いた。 しかしここが難関だった。 取り付く木もなく、ただ芝が生えているだけ。 |
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この斜度! もう二度と登りたくない。 鉄塔は稜線を跨いで立てられていた。 稜線上を写真奥へ歩いていれば、すんなりと鎌倉の松ノ木峠へ辿り着いた。 が、私は再び選択を誤りなんと手前側へ進路をとってしまった。 なんたる失態!! |
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巡視員が極稀に通るらしく、稜線上にはいろいろな人工物があったが・・・ |
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だ、だれか・・・・助けてーーーーー 白骨死体だよ・・・(T▽T) しかも頭蓋骨割れてる よく見たら猿の骨かな。 しかしゾっとした。 |
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結局この後も強引に斜面を下ったりしたが、 体に傷を増やしただけだったので下山。 白骨以外何も発見できず撤収。虚しすぎるので必ず再訪。 |
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その後、会社でS53年ゼンリンの住宅地図を発見し、青梅市に松ノ木峠を発見。道筋も描かれていた。 やはり、あの分岐は右だった。もちろん当時は鉄塔などないが、あきらかに山を巻く道が描かれている。 次回は迷わず、必ず鎌倉時代の道を踏破する。 |