松ノ木峠〜失敗編〜 2004.1

松ノ木トンネルの上には鎌倉時代からの古道がある。
吹上坂の踏破で気を良くしていた私は、時間が押しているにもかかわらず、古道の誘惑に負けて登ってしまった。

結果は散々だった。途中の分岐で道を誤り、急斜面を登る羽目に陥り、
挙句の果てに強引に斜面を下っていたら滑落してふくらはぎと右小指を切った。峠も確認できず仕舞い。


松ノ木トンネル名栗側。この上に古道が存在するらしい。


青梅側。左に林道(チェーン封鎖)を分ける。

トンネルから出てしばらく歩くと、ガードレールが途切れ、

高圧線鉄塔巡視路の黄色い棒が立っている。

そこから山に分け入るのが正解。

急勾配で標高を稼ぎ、現道との差がどんどん開いていく。

なんとなく古道の雰囲気がある。

こんなオブジェあるとは・・・

木は腐りかけていた。

問題の分岐。

左は稜線が見えていたが、道筋がかなり怪しい。

右は大きく山を巻きながら上ってゆくが道はしっかりしている。

ここで私は選択ミスをして左へ行ってしまった。

このあと散々な目に遭うこととなる・・・

すぐに道がなくなった。

仕方がないので斜面を直登。

地面は緩く、かなり危険。何度も滑った。

怪我したのはこの直後。

何、この斜面。

下れないし登れない。

滑落してふくらはぎ切った。血出てるし。小指も切れてる・・・

何でこんな所登っちまったんだ!

情けなくなってきた。

かなりの時間を無駄にして鉄塔付近までたどり着いた。

しかしここが難関だった。

取り付く木もなく、ただ芝が生えているだけ。

この斜度!

もう二度と登りたくない。


鉄塔は稜線を跨いで立てられていた。

稜線上を写真奥へ歩いていれば、すんなりと鎌倉の松ノ木峠へ辿り着いた。

が、私は再び選択を誤りなんと手前側へ進路をとってしまった。

なんたる失態!!

巡視員が極稀に通るらしく、稜線上にはいろいろな人工物があったが・・・

だ、だれか・・・・助けてーーーーー

白骨死体だよ・・・(T▽T) しかも頭蓋骨割れてる


よく見たら猿の骨かな。

しかしゾっとした。

結局この後も強引に斜面を下ったりしたが、

体に傷を増やしただけだったので下山。

白骨以外何も発見できず撤収。虚しすぎるので必ず再訪。


その後、会社でS53年ゼンリンの住宅地図を発見し、青梅市に松ノ木峠を発見。道筋も描かれていた。

やはり、あの分岐は右だった。もちろん当時は鉄塔などないが、あきらかに山を巻く道が描かれている。

次回は迷わず、必ず鎌倉時代の道を踏破する。


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