劉邦興隆 〜干宝『捜神記』より〜 |
孔子は「春秋」を編纂し「孝経」を著したが、 書が完成したときに斎戒して北極星に拝礼し、天に完成を報告した。 すると白い霧がむらがり起こり、地に低く垂れ込めた。 そして白い虹が空から降りて来て、三尺(約69cm)程の黄色い玉に変わった。 孔子が表面を見ると、字が刻んである。
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旧い王朝が滅び新しい王朝が興ると、 新王朝の正当性を謳う為に瑞兆など後付けの話が流布されます。 しかし、当時は広く信じられたんでしょうね。 ちなみに孔子の超能力まがいの逸話は、王充の著書「論衡」で激しく非難されています。 |