〜干宝『捜神記』より〜


荊州江夏郡鄂県の樊口というところは、三国志ファンなら聞いたことがあるだろう。

劉表死後、南下を始めた曹操から逃れて孫権と同盟を結んだ劉備が駐屯したところである。


この樊口の東には樊山という山があった。

雨が降らず旱(ひでり)が続くと、住民たちはこの山を焼く。

すると雲が湧き雨が降る。

干宝の時代でも山を焼いて雨を降らせていたという。


非常に興味深いですね。

現代でも東京都が奥多摩で同じようなことをしているようですよ。

雲の核となる塵を空中に撒き、雲を人工的に作って雨を降らせようと実験しているみたいです。

成功したって話は聞かないですけど・・・


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