栗子隧道 福島側 2008.5.4



■注意■
栗子隧道まで、まともな道はありません。入山には十分注意してください。
滑落すれば死は免れられません。
また熊・猿など野生動物が出没します。獣に襲われても誰も助けに来ません。
装備を充実させましょう。行動は自己責任で。

今回もいつもの如くdark-RX氏との探索となった。
栗子隧道内の県境に石碑があると聞き、見に行ってみようとdark氏と打ち合わせし決行。



GW渋滞を避け5月3日夜に地元を出発し、いつもどおり那須高原SAで小休憩。
これといった渋滞にも巻き込まれずに旧板屋駅に到着。よく眠れないまま朝になり、dark氏と合流。
今年は思ったより雪解け・芽吹きが早く、気候の変動が感じられる・・・



万世大路の木々もすでに芽吹いている。
例年こんな緑色だったかどうか、と話しながら登る。
やはり温暖化の影響なのか?



すでに小さいアブが発生しており、かなりうっとおしい。
寒かろうと思って厚着してきたが無駄であった。



二ツ小屋隧道手前谷側に何か残骸を見つけた。



<dark氏撮影>
二ツ小屋隧道より下は地図によっては未だに飯坂スキー場と書かれていたりもする。
どうやらこれがスキーリフトの終点だったようだ。





<dark氏撮影>
とにかくでかい。
なんでいままで気がつかなかったんだろう。



少し歩くとすぐに二ツ小屋隧道に到着。



鳳駕駐蹕之蹟。
いつかここの山神様へ初詣にくるのも趣があって好いだろう。
毎年初詣に行かれている方もいるようだ。





隧道中央部の崩落はあまり変化がなかった。
米沢側坑口付近の穴は、見るたびに穴が大きくなっている。
大雨が降る度に沢から岩石が転がりこみ、隧道に激突しているのだろう。

もし二ツ小屋隧道が閉塞してしまうことがあっても、
それも摂理であり、むしろこの旧道はそれを望んでいるような気もする・・・
超個人的意見だが(^-^;;


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